和する力で、より良い進歩を目指し、実践で示す

和の心、和の力

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“より良く”を高め続ける源泉

 

先人・先哲が大切にしていたこと、守ってきたことは、どのようなことか。

そして、私たちが知らないうちに身につけている心の土台とは。

 

和の心

私たちに育まれている、先人・先哲が残してくれたもの。

それが『和することを望む心』です。

それは、違いを受け入れる融和であり、違う個性との調和による新しい相乗効果であり、お互いを尊敬し合い助け合う親和であり、常に現状よりも高いものを目指す新和などを望む心です。

本来の心は、誰しもが争いを嫌います。心の乱れを嫌います。全体の不調和に嫌悪感を感じます。

私たちが受け継いだ大切な心は、全体が『和している』ということを前提とした“和する心”です。

だからこそ、自分だけが満たされるのではなく、他人の笑顔や楽しんでいる状態に喜びと安心を感じます。

このようなことから、自らの行動が“和すること”に反するときは恥を感じます。そして、自然と自分を律する心が生まれる。

ただ、“和する心”というのは、人の自分勝手な欲望によって簡単に乱れていきます。

人生・家庭・企業経営・社会全体において、“和する心”を持った人たちは、新しい『和』を生み出し続ける創造力を発揮しています。

まずは、自分自身の生き方の軸となる“和する心”を育み続けることが大切です。

そして、それを“和する力”として発揮して形にしていく。

 

和の力

調和というのは、良い調和もあれば悪い調和もあります。ダラダラしたチームや組織は、ダラダラした状態の調和が起こります。人が持っている能力でもあるのですが場の状態に自然と合わせてしまうものです。

世の中は変化し続けます。春夏秋冬のように。夏には薄着で良かったものが、冬にはそれでは対応できない。よって新しい『和』を目指し続ける必要があります。

“和する力”というのは、より良い新しい『和』を目指す心(和する心)から生み出されます。企業の進歩発展も、変化に対応して新しい『和』を生み出し続けるものです。

“和する力”というのは、“和する心”を行動で形にしていくものです。

その基本が、日常行動です。

挨拶(あいさつ)・人との応対・整理整頓・清掃・けじめ・積極的な姿勢・返事・即行動・丁寧な行動など、子供の頃からうるさく言われてきたことが土台をつくっています。

当たり前のことを、当たり前にやり続けること。これを実践している人は、なぜ“和する力”の土台が上記のことかは理解できるはずです。

より好ましい、新しい『和』を生み出す力と創造力が高い人は、常に全体の高い調和を見ています。自分の存在を全体の中の部分として見ているので、全体(他の人や全体の環境)に目が向いています。

挨拶ができない人は、心が自分にしか向いていない。他者との調和や全体の調和が見えていません。

整理整頓・清掃がやれる人は、目の前の理想像が見えています。それを自ら積極的な姿勢で取組むから、調和が生まれます。それが“和する力”であり、理想の状態を生み出す創造力になります。

論語に書かれている孔子が説いた『仁』というのは、自分を大切にするように、他者も大切にする心です。

聖徳太子の十七条憲法は、常に目指す理想像を『和』として、全体の『和』を目指すための心得が書かれています。

今までも必要な“和する力”でしたが、先を見据えた“和”を生み出せなかったからこそ起っている社会問題も沢山あります。

後世に引き継ぐ世の中をより良い『和』でバトンタッチすることが求められています。

これからのリーダーには更に欠かせないものです。

 

 

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